今日はパピー最後の日です。明日で泰造は成犬となります。体の大きさはすでに成犬のようになってますが、まだパピーには違いありません。これからますます逞しくなっていくのでしょう。非常に楽しみです。

我が家に来てから９ヶ月あっという間に過ぎてしまいました。この調子では泰造が１０歳を越えるのもあっという間に感じることでしょう。泰造との生活が当たり前になり、泰造無しでは考えられない現状です。これからも泰造を健全に成長させていく努力をしなければと１歳直前で気持ちを新たにしました。

泰造の精神的成長は凄いものがあります。それに甘えてしまいたくなりますが、ここで再度気持ちを引き締め、初心に戻り陽気な泰造を大切に、優しく、厳しく育てていこうと思います。

１歳になった泰造も皆さんの温かい目で見守って下さい。そして飼い主が迷路に迷い込んだら救いの手を、そして厳しい叱咤激励をよろしくお願いします。

明日は午前半休してたっぷりと散歩してあげようと思います。

日曜日の話ですが、泰造の産まれたブリーダーさんのところへ行ってきました。定期的とまでは言いませんが、泰造の様子を見てもらいに３ヶ月に１度くらいは顔を出しています。

そこで暇だから泰造の余分な毛をバリカンで刈ってくれました。プチトリミングですね。確かにすっきりとしてなかなか男前になりました。これはなかなか良いかもしれないと思わせるものがあります。

楽しく話してから来客も多いので失礼させてもらい我が家に帰ってきました。泰造を散歩させようと、いつものようにハーネスを装着しました。すると泰造一目散にケージに逃げ込みました。これは散歩を開始した頃の行動そのままです。どうやら毛を刈られてハーネスを装着した時の感触に違和感を覚えているようです。ぐた〜っとケージで横になったまま動きません。本当に繊細な奴です。こんなに繊細だから、服なんて着せようものならば、逃げ込む動きさえせず、着せられたままの状態でずっと固まってしまうわけです。

この状態になったら、食べ物見せてもおもちゃを見せてもまったく反応しません。でも一つだけ動き始めることがあります。それは、散歩です。服を着せても私が玄関へ向かうと、すぐに玄関へ向かい始めます。泰造は食べ物よりも何よりも散歩が一番好きなようです。

いつかこの繊細さもなくなってしまうんでしょうかね〜。

泰造選手は不思議な奴です。

我が家では食事をあたえる前にオスワリ、フセ、オスワリとやるパターンが多いです（奥さんは特にこのパターン。私はそうでもない）。どちらかというと奥さんの方が食事をあげる回数が多いせいか、彼は不思議な要求をします。

なかなか食事の用意をしてもらえず、待ちつかれて寝ていた泰造選手。やっと食事の準備をする私。泰造選手は寝ぼけた顔で私の行動を観察しています。用意が終わり「オスワリ」ビーグルなので、食事前のコマンドは速攻で行動してくれます。「フセ」同じく速攻です。今日の私はこの後に「ヨシ」で食べさせようとコマンドを言ったのですが、泰造は何だか納得いかない様子です。再度「ヨシ、いいよ」と言ってやったのですが、キョトンとしたままフセを続けています。今日は反抗モードで食事を撤去しようかと思ったのですが、泰造選手の顔は明らかに食べたいといっています。しばらく考えてもしかして、「オスワリ」を要求しているのか？と思い「オスワリ」を言ってみました。これまた速攻でオスワリします。少しそのままにして「ヨシ」と言った瞬間走って食べに行きました。

やはりオスワリを要求していたようです。

すぐに食べさせようとしているのに、オスワリを要求するとは変わった奴です。前から何度もフセの体勢からヨシと言って食べさせていたんですけどね。意味不明な服従姿勢な感じです。

私のブログは写真が少なくて、せっかく読んでくれている方々も、殺風景なブログだなと思われていることでしょう。たまには写真を掲載するので、許してやって下さい。

泰造と私は色々な人に助けられて成長してきています。一番お世話になっている方々は、某メジャー掲示板のビーグルトピに参加されている皆さんです。ここの方達無しでは今の泰造と私は存在しなかったと言っても過言ではありません。皆さん優しいですが、甘くはありません。優しく助けてはくれますが、アドバイスに妥協は無く経験に基づいてしっかりと言うべきことは言ってくれます。

初めての散歩に連れ出し喜んで歩くと思えば、まったく動かなくて悩んでいた時、急に夜中になると鳴くようになった時、散歩の仕方を試行錯誤している時、マウンティングを仕掛けてきた時などなど数え切れない程のアドバイスをいただいてきております。今でも質問しまくりで、でたぁ〜泰造の質問攻撃とか思われているかもしれません。

そんな私ですがアドバイスいただいた以外でもこちらで学んだ事があります。自ら調べたり試したりしなければ、どんなにアドバイスをもらっても有効に活用できないということです。同じ環境で犬を育てている人なんていません。マンションで犬を飼っている人でも、マンションということは同じでも環境は全然違ってきます。そういった違う環境でアドバイスを有効に活用するには、自らも努力していかなければ意味が無いということが大切だとわかりました。

直接会えない中でのアドバイスは、問題解決のヒント（かなりの大ヒントなのですが）でしかないことを認識する必要があります。

質問しました、回答くれました、試しました、ダメでした。ではなく、なぜダメなのかを質問した方も真剣に悩み自分でも回答を出す努力が必要だということです。

今は質問大魔王の私ですが、いつか困った人を助けるヒントを出す立場になりたいと思い、これからも頑張って泰造を育てようと思います。

最近の泰造は散歩がおりこうになってきたと、ブログにも書かせてもらいました。それは変わらず良い状態が続いています。

ところが、前よりパワーアップしたこともあります。何かの拍子にスイッチが入った時の引っ張りがもの凄いパワーなのです。しかも、今までならスイッチ入るものは、猫、鳥、犬、大きめのトラック、視線の合った人などでしたが、今回はえっ何がスイッチ入れさせたの？と思うようなタイミングでスイッチが入ります。

グイグイどころではありません、ドッカーン、ドッカーンと爆発したかのような弾けっぷりで走ろうとします。不思議です。しばらくすると何事も無かったように、飼い主の顔を見ながらテクテク歩くのですから、さらに不思議度が上がってしまいます。

名前を呼ぶと少し我に返るようになってきているので、必死にタイゾーそっちには何もないゾーと言ってなだめていますが、ご存知のように１度スイッチの入ったビーグルはなかなか言葉を耳に入れてくれませんからね・・・・・。

しばらくは、何でスイッチが入るようになったか研究しながら散歩をしてみようと思います。