泰造もお気に入りのマザーボール悟空も気に入ったようで、ここで寝ようとすることが多くなってきました。

稀に２頭揃ってここで寝ていたりしています。どちらも熟睡モードのようです。

マザーボール安い買い物ではありませんでしたが、２頭とも気に入ってくれたのなら安いものです。

悟空坊ちゃん最近もの凄く生意気で、泰造と飼い主から反感を買っています。

本には色々とこれから犬を飼う人にダメ出しをしてくれます。

飼い主の目線より上に行かせない。

食事は飼い主が先。

犬を抱く時は方に担がない。

犬を飼い主のお腹の上で遊ばせない。

このような事が書かれている事が多いと思います。全部間違って

無いですが、別にこれを守り続けなければいけないわけでもあり

ません。要は飼い主と犬の主従関係が崩壊しそうな行動を本は注

意しているわけです。主従関係がしっかりと築けている家では、多

少これらを破っても関係がダメになるなんてことはあり得ません。

私は床で大の字に寝ている時、我が家の２頭はソファの上で寝て

いたりします。休みの日の食事は９割、2頭が先に食べてます。

犬を抱く時は肩に担がないなんて、１１キロの泰造をマンションの共

有部を歩かせられない我が家では無理です。私が床で寝ていたら

気付くとお腹の上で寝られていたことが・・・・。

全て破ったことがあったり、ほとんど毎日破っているものもあります。

気にすることはありません。それは泰造・悟空と私の関係がしっかり

しているからです。

ではどうやって関係を作っていったかといいますと・・・。簡単です。

飼い主と遊ぶ場合は、こちらが指示をしてから始めたり、遊びの中で

「マテ」「オスワリ」「フセ」を織り交ぜてやったりします。もちろん食事

はこちらが許可しないと、用意してあっても食べられません。遊んで

くれとやって来ても、こちらが遊ぶ気無い時は遊びませんし、逆にこ

ちらが遊びたい時は半分無理やり遊ばせたりもします。散歩も好き

勝手に歩かせる時もこちらが指示してから、散歩中も意味なくマテや

オスワリ、フセをさせたり、歩いて来た方向へ突然こちらが指示して

走り出したりもしています。

つまり飼い主が何でも指示してからやらせれば良いと思っています。

飼い主のペースで生活すれば良いと思っています。

食事だって犬を先に食べさせた方が楽だなと思った日は先に食べれ

ば良いでしょう（その際、犬が食べた後ある程度時間を置いてから飼

い主が食べた方が好ましいと思いますが）。飼い主のペースに犬を合

わせるようにすれば、自然と主従関係は出来上がっていきます。犬を

粗末に扱うのとは違いますよ。犬ペースではなく飼い主ペースで毎日

生活するだけです。

最初から飼い主ペースになんてなりゃしません。飼い主ペースで生活

出来るよう、毎日しっかりと犬をかまって、訓練して、遊ばせて、無視

していけば良いのです。こういう時は遊んでもらえない、これをやったら

怒られる、ここで待っていれば喜んでもらえる、あれをやったら褒められ

たということを認識させてあげればいいのです。

飼い主の動きを常に意識してもらう事を心がけさせるだけだと最近思い

始めている、へなちょこ飼い主なのでした。

偉そうに書いておいて、最後はへなちょこ飼い主かよ・・・・。

私らしいでしょ、ダメかな？

難しくありません。本を読むと色々制約が多くて、あれをやってはダメ、

これをやってはダメとごちゃごちゃうるさく書いてますが、難しくありませ

ん。

でも、犬を飼うのは大変です。本では愛犬に癒される、一生の相棒、家

族の一員、はい全てその通りでございます。犬は生き物ですから、これ

だけで終わるわけはありません。

オシッコはどんなにお利口な子でも、１度もミスしない子はいません。家

具を噛まない子はいますが、噛んではいけないものを噛まない子もいな

いでしょう。甘噛み対策、要求吠え対策、留守番に慣れさせ、躾、訓練と

やる事は山ほどあります。それこそ自分のことなんて満足に出来なくなり

ますので、それはもう大変以外の言葉はありません。

共働きでも一人暮らしでも犬は飼えます。でもこれまで言葉でコミュニケ

ーションとってきた夫婦に、家族に、ワンもしくはワォォォン、キャン、ウー

を声色で使い分ける犬がやってくるわけです。ストレスが溜まる時もあり

ます。一人暮らしの方は自分のペースで全て出来ていた生活が、犬のペ

ースで暮らす毎日がやってきます。どんなに可愛い顔の子を飼うことにな

っても、こいつムカツクなと思うことが出てくるはずです。

犬を飼うのは飼う人間のパワーがどれだけ維持することができるか、精神

的にバテずに飼い続けられるか、このことを飼う前に十分考えてから飼い

始めた方が良いでしょう。特にビーグルは頑固です。しつこいです。あきら

めないです。あの可愛い顔に騙されてはいけません。生後半年くらいまで

は、破壊的な元気さを持ってフルパワーで飼い主に接してきます。

飼い主への愛情を、遊びたいという気持ちを、やろうと決めた事をつらぬく

気持ちを、全て受け止めて対応するパワーがビーグルを飼う人には必要だ

と思うのです。

何だか久しぶりに真面目に語ってみた今日の日記でした。

悟空坊ちゃん元気に走りまわっております。

元気のよさが伝わる写真がミラクルで撮れました。

この日もこのドッグランの中で間違いなく一番元気でした。小雨混じりの天気でしたが、雨などものともせずに、他の犬へちょっかいを出し、人のボールを奪い逃げ、怒られお腹を出して「ごめんちゃい」を披露していました。

走るスピードは泰造にかないませんが、小さく回るのは悟空の方が速いです。どちらも体の大きさを利用した良い走りっぷりを披露してくれました。

悟空も５ヶ月の割りに、直線でも泰造と比べてそれほど負けていませんでした。

最近泰造はドッグランに行ってもスイッチが入るまで時間がかかります。

３周程匂いをかいでから、じゃあ走ってみようかなって感じになります。

これからドッグランへ行くのも良い季節になります。たっぷり走ってもらいましょう。

２頭のバトルもピーク時より落ち着きを見せていますが、たぶん皆さん

が見ればもの凄く激しいものには見えると思いますが・・・・。

そんなバトルもたっぷりと散歩させたり、一緒に遊んであげるとバトル

風景もマイルドになります。気合いが入りすぎて吠えることもありませ

んし、もっと追いかけてこいと誘いの吠えもありません。ところが飼い

主がバテ気味で散歩もただ歩いて帰って来ただけの時などは、その

分部屋で暴れてやるぜ〜と激しい追いかけっこからのバトルが始まり

ます。

やはり飼い主の飼い方次第で色々と影響があるものですよね〜。

しっかりしなくてはいかん、いかん！！気合いだぁ〜。